オンライン講師 Stephany Lee | ステファニー・リー

Atlasマンツーマン英会話では、読者に英語の魅力を改めて認識してもらい、英語学習のモチベーションやグローバルマインドの向上を目的とするコラムを配信してきました。その中のひとつ、インタビューでは、英語に造詣が深いAtlasの英語講師に学習方法や海外生活などについてお話をお伺いしました。本コラムでは、講師として人生の充実につなげた2カ国語以上の言語を話す外国人講師たちが、英語や外国語の魅力や若い頃の学習経験について語ります!

ステファニー・リー講師 : 異文化に触れて視野が広がったことで英語を教えています

お迎えしたのは、名古屋で人気の英会話講師のほか、ローカルテレビ番組出演など、タレントとしても活躍中のステファニー講師です。ステファニーさんは、マレーシア生まれのアメリカ人で南山大学の専任講師として英語を教えていて、同時にAtlasでも英語と中国語が堪能な才女としても知られています。実際お会いしてみると、ふんわりキュートで癒し系な印象の一方、「大学では英語と中国語を教えています。語学学習は奥が深くて、私はまだまだ勉強中です」と、明朗に語る姿が印象的でした。そんなステファニーさんに、英語を学ぶ楽しさやグローバルなコミュニケーション術、このコラム読者に応援メッセージをいただきました。


インタビュアー:英語と中国語が堪能なステファニーさん。どうやって母国語以外の言葉を話せるようになったんですか?特別な学習をしたのでしょうか。


ステファニーさん:学習というよりも小さい頃から日本語や中国語に触れ合う機会が多くて、自然と覚えていったという感じですね。小さい頃に住んでいた台湾の幼稚園で日本語のレッスンを受けたんですが、これがけっこう厳しくて。日本語の本を暗唱したり、かなり厳しく教えられました。

でも、勉強が辛いとかは全然思わなかったです。ちいさい頃って、学習の吸収が早いじゃないですか。だから中国語も日本語も覚えてだんだん話せるようになるのがとにかく楽しかったですね。オーストラリアの中学高校、大学でもずっと語学学習を続けていました。


インタビュアー:日本語や中国語を学習してきて良かったと思うのはどんな場面でしょう。


ステファニーさん:大学には帰国子女や世界中から来た外国人留学生がたくさんいて、英語や日本語、中国語で話したり、ディスカッションすることも多いので、自分も日本語や中国語が話せてよかったなと思います。

中国語は私にとって「自分の中の世界を広げる道具」なんです。中国語を通じて海外の文化に触れると「世界には色んな考え方の人がいて、概念がある」ってことを実感できますし、英語や日本語にはないコミュニケーション術も得ることができます。

例えば、海外の人は日本人に比べて言いたいことをズバズバ言う人が多いですよね。私も日本語だと「~はこうだと思います…」って遠慮がちな話し方をするのですが、中国語だと思ったことをそのままズバズバ言えるんですよ。

難しいことわざを中国語や日本語で聞き取れたりするとそれだけで楽しいです。電車とかで中国人観光客の会話の内容を「私、わかってるよ」って少し優越感を感じます。


インタビュアー:母国語以外の言語を通じて自分の世界が広がるって素敵ですね!でも、英会話初心者にとって、外国の方と会話するってハードルが高いです。上手くコミュニケーションをとるコツってありますか?


ステファニーさん:最大のコツは笑顔で明るく話すこと!とりあえず、初対面の相手に「Hi~!!」って元気に挨拶するといいですよ。後は英語力に自信がなくても恥ずかしがらずにどんどん話すことが大事です。当分は、文法とかは気にしなくても大丈夫!単語だけでも会話って案外成り立つし、表情やボディランゲージだけでも気持ちは伝わります。

上手に英語が話せなくてもまずは「あなたと話したい、仲良くしたい」っていう姿勢をみせることが大事です。その気持ちさえ伝われば、つたない英語で話しかけても英語のネイティブであろうと聞き取ろうとしてくれますよ。


インタビュアー:とりあえず、元気な挨拶と単語は覚えてってことですね!


ステファニーさん:そうですね。私も日本語が堪能って程じゃないし、まだまだ勉強中なんですが、英会話初心者の方でも外国人講師とどんどん会話して欲しいと思います!


インタビュアー:そんな仕事も語学学習も頑張るステファニーさんからコラム読者に応援メッセージをお願いします。


ステファニーさん:社会人が仕事と学習を両立するのって大変なことですよね。だからこそ「勉強しなくちゃ!」と思い詰めずに、楽しく学習するといいと思います。「これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ」と考えるとストレスもたまるし集中できないので、短い時間でも楽しんで学習すると集中できて英語が一気に頭に入ってくると思います。

あとは、英語を楽しんで使えるシーンを作るのも良いですね。例えば、外国人講師と話す機会を作って「この人ともっと話しをしたい、この人のことをもっと知りたい」と思えば、学習の糧になると思うんです。楽しみながら英語学習を頑張ってくださいね!


1979年生まれ。アメリカ・ワシントン州シアトル出身、名古屋市在住。南山大学専任講師として来日。英語ネイティブと育つが、父親の仕事の都合で、マレーシア、台湾、東京に住んだ経験がある。

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