| 新しいSkypeでのライブチャットシステムは実際のレッスンにおいて運用する前に、言語学を学ぶ英語やそれ以外の言語が得意な大学院生などに学生役を依頼して、どのような会話を契機にライブチャットシステムが進行していくかをテストしている段階です。したがいまして、この新システムの導入による効果の測定はできていませんが、実験に参加した大学院生たちの意見は以下のようなものでした。アメリカ人講師、イギリス人講師、オーストラリア人講師、中国人講師、韓国人講師、フランス人講師、ドイツ人講師、日本人講師1名(30代)計8名のネイティブ講師と日本人講師によりテストが行われました。
・実際にSkypeでのライブチャットでレッスンを受けてみて楽しかったです。
・このシステムでは、講師の役目が大事だと思います。ライブチャットをするとき、講師がうまく質問していましたので、話が盛り上がりました。話題を作る講師が経験豊富でないと続けられないと思います。
・講師と協力しながら、会話を通じてレッスンを行ったことが、実際に海外へ行くような感覚でとても楽しめたということ。
・学習者自身がライブチャットを通じて何かを学んでいくプロセスが、記録(ログ)として講師や自分たちの手元に残ること。
・視覚的にアメリカの文化(アメリカ人講師だったため)を楽しめることができた。
・英語でのチャットに慣れていなくても動画や音声を見て聞いているだけでも楽しいと思います。でも自分も何か話さなくては、と思いました。
・中国語ですが、ヒアリングに弱いので聞き取りに手間取り、話すタイミングがわかりづらかったこと。しかし、日本語でうまく説明してくれたのが良かった。初心者には日本語が分かる先生が必要だと思った。
・顔や声などの表情がライブチャットからでもよくわかるので楽しかった。チャット(文字)だけになりますと、相手が何を考えているのか、またレッスンの雰囲気がつかみ取れないため、自分の言葉を選ぶのに躊躇するときもありましたが、画像を入れると全く違うレッスンになりました。
これらの意見は、今回のようなライブチャットのコミュニケーション活性化の仕掛けとしての利点とともに、今後、録画機能を追加すべきこと、また状況に適した発言の練習をするルームも必要なことを前提に導入するほうが効果的であることなどを示していると思いました。こうした改善点を今後のライブチャットシステム運営に活かしていきたいと考えております。
アトラス株式会社 e-learning部開発課チーム |