首をふってウンウンとうなずく日本人のクセ

首をふってウンウンとうなずく日本人のクセ

私が住んでいたアメリカ西海岸のサンフランシスコは、いわゆる人種のるつぼと言われているところです。さまざまな人種の人々が住んでいて、中国人や韓国人といったアジア人も相当な数です。でも、日本人のグループは遠くからでもすぐにわかります。それは、ウンウンとうなずいて頭を上下にしきりに動かしているからです。話すたびに頭がコックリコックリと動いていて、なんだかニワトリみたいなのです。そして、絶えず笑いながら話しています。ちなみにこれをニワトリ・コミュニケーションと呼んでいます。

日本にいるとよくわからなくなるのですが、アメリカにいると、日本人が非常に独特な民族であることがわかります。カメラやウエストポーチを携帯していなくても、「ああ~、個の人たちは日本人だなあ」ってわかるんです。日本にいるときは意識していなかったのですが、ウンウンとうなずくのは日本人独特のクセだったんですね。なんだか独特のオーラを発しているのです。でも決して大物という感じはしません。

先日、サンフランシスコのジャパンタウンのカフェでパソコンを持ち込んで仕事をしていたとき、後ろに座っていたアジア系の男性2人組が英語で話していました。てっきりアジア系のアメリカ人たちだと思いきや、話題が日本のことになっていました。それで振り返ってみると、1人は日本人だったようでした発音も言い回しも完璧な英語だったので、しばらく興味深く聞いていたのですが、その日本人はしきりにうなずきながら話しているのです。これを見て、「ああ、やっぱり日本人なんだなあ」と妙に納得しました。英語がうまくてもこれでは格好悪いですよね。

今度外国人を見かけたら、ぜひ観察してみてください。会話をしているときに、ウンウンと首をふったりしていませんよね。ニコリともせず、黙々と話をしているでしょう。ですから、あなたも外国人と話すときには、むやみにウンウンとうなずかないように気をつけましょう。これがネイティブのコミュニケーション方法です。

POINT

誰にでもクセはありますが、公の場では控えますよね。同様に、「うなずく」という日本人特有のクセも、コミュニケーションの場では控えたいものです。

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