オンライン英会話スクールの解約方法

入学したオンライン英会話スクールを何らかの原因で解約する時に必要な情報をご提供しています。eAtlasでは、長年運営してきた立場から、オンライン英会話スクールのモラルと受講者の知識の向上を図ることで、語学教育業界がもっと良くなればと願っています。

 

①解約フォームが見当たらない場合、まずスクールに電話かメールで伝えましょう

レッスンを受けているオンライン英会話スクールをやめたいと思った時、様々と手順があります。特に、すべてのSkype英会話スクールが良心的であればいいのですが、スクールによっては残念ながらスムーズに残金の返金や解約をさせないことなどもあるわけです。このあたりを法律も気にしながら一緒に見ていきましょう。

本当にやめるのか、まずは良く考えましょう

いざ解約しようと思っても、スクールのサイトに解約フォームがなかったり、メールに電話番号が掲載されていない場合もあります。そっくりそのまま担当者に解約の旨を書けばいいのかというとそんなことはありません。まずはそのスクールとの契約形態をよく見てみましょう。

契約書を端から端まで見て判断するのが最もいいのですが、なかなか全てを理解できなかったり、理解できても特定商取引法との兼ね合いを理解できないことが多いものです。

2つの注目ポイント ■2ヶ月以上 ■5万円以上の両方契約を行ったかどうか。

残念ですが月謝制のところや2ヶ月を超えないサービス、契約に要する金額が5万円に満たないケース、両方を満たさないケースは特定商取引法という法律で「金銭を返還しなくていい」となってしまいます。ただしこの場合も、スクールの契約書に金銭の返還に関する取り決めがあればその範囲の中で返してもらえるでしょう。そうでない場合は金銭の返還や解約は法的にも難しいと考えられます。

解約を申し出ましょう

まずはそのスクールに電話したり、メールで申し出ましょう。継続の勧誘を受けても要件だけを伝え、「解約書類のメールをください」とはっきり伝えましょう。

そこで「書類はない」「後日渡します」「上司に問い合わせます」などと言われたときは「ではどういう手続きを具体的にいつまでに行うのか?」ということを確認しておきましょう。

ほとんどの場合はここまで強い意識を持って言うと解決するでしょう。それでも時間を稼がれたり、あやふやな言い方をされた場合は直接上司や本部事務所に確認しましょう。担当者の名前を確認しておくことを忘れずに。

すぐに「消費者センターに言うよ」というのはまだ早すぎます。それでも動かない、返金や解約の気配が見えない場合はまずは内容証明を送りましょう。いつ解約を申し出たか、その後どういうことをしたかなどを記入しておきましょう。

それでもダメなら、「金銭は返還しない」「○○月まで解約できない」と言われたり、返信や連絡がない場合は消費者センターに連絡をしましょう。あなたが何をしたか、ということが明確でないと消費者センターも手助けができません。自分でできることをちゃんとしておきましょう。

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アトラス株式会社社長
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