教室に通っている生徒から「オンラインレッスンはちょっと…」という意見を聞くことは少なくありません。 食わず嫌いの方もいますが、以前嫌な思いをしたという方も多いです。そこで生徒たちの意見をもとに、スカイ プレッスンでの注意事項について書いておこうと思います。
まずはよくあるフィリピン人講師によるスカイプレッスンのクレームをまとめてみました。
通信環境の問題
・講師側のビデオが使えず、自分の顔だけが講師に見えて恥ずかしかった ・ビデオが何度も止まり、画面共有が使えなかった ・何度も音が途切れて会話にならなかった ・フィリピン人講師の自宅周辺に騒音があって、会話を続けることが難しかった
講師側の問題
・事前連絡なくレッスン時間に現れなかった ・事前連絡なくレッスン時間に遅れてきた ・レッスン中に電話が鳴って、断りなく通話を始めた ・レッスン中にチャイムが鳴って、断りなく来客対応をした ・レッスン中にフィリピン人講師の子どもがぐずって、あやし始めた ・レッスン中にフィリピン人講師の家族が口げんかを始めた ・レッスン中にペット(犬や猫)が騒いでうるさかった ・レッスン中にフィリピン人講師がたびたび席を外した ・レッスン中にフィリピン人講師が寝落ちした ・レッスン中に何度も講師側の電力が落ちた(停電した)
中には信じられないような問題もありますが、これらはすべて実話です。これではオンラインレッスンの受講を 躊躇してしまう方がいるのは当然ですよ。講師側は通信環境に気を配ることはもちろん、プロフェッショナルで あるという意識を持ってレッスンをすることが重要です。
特にレッスンを邪魔する可能性の高い、音の出るもの(インターホンや電話、ブザー音)に関しては極力調整して ください。洗濯機やお風呂の電子音も消しましょう。レッスン中は宅急便が来ても電話が鳴っても無視しましょ う。
「育児中だから介護中だからちょっとくらいは…」という考えは捨てていただいて、中断の可能性がある場合に はぜひ事前に生徒に状況を説明し許可をもらっておくことをお勧めします。時間を間違えてうっかりレッスンに 遅刻してしまったこともあるでしょう。
そのような時にどう対処するかはとても大切なことです。丁寧なお詫びだけではなく、レッスン時間の延長や次 回割引クーポンを発行するなど誠実な対応が必要です。オンラインでもあくまで人間同士です。信頼はお金で買 うことはできないことを胸に刻んで、毎日レッスンに向き合っています。
これからオンラインレッスンを始めようと思われている皆さんには、生徒のために、さらにご自身を含む日本人 オンライン講師のレッスン数増加のためにも、ぜひこのようなクレームの出ないような素晴らしいレッスンをし ていただきたいと思います。
Atlasでは、全ての言語コースの全ての講師が日本在住者なので、上記のような問題が起きる可能性はかなり低い ですが、「オンラインレッスンはダメだ」というような風評被害がなくなることを皆さんと一緒に目指していけ たら嬉しく思います。
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